決済データと領収書を対応させる
カード明細だけで用途確定にしません。
根拠2を確認結論は、決済明細IDと領収書、経費レポート、規程チェック結果、承認、支払、会計伝票を対応させることです。重複、私的利用、領収書不足、外貨、規程超過を別の例外種別で追います。
Concur Expense監査運用相談ガイド
Concur Expenseでは、領収書OCRや法人カードなどの決済データを経費明細へ取り込み、社内規程のチェック、承認、支払、会計連携へ進められます。外注では自動取得された明細を正しいと決めつけず、領収書、利用者、用途を対応させ、規程例外の理由と会社承認を残します。
SAP Concur公式は、領収書の自動取込、法人カード・交通系IC・QR決済等の連携、支出ルールの設定、申請内容の監査、会計システム連携を案内しています。製品の警告や自動チェックは会社の経費規程と設定に依存するため、例外承認と月次受入れを人の責任として設計します。
EVIDENCE & DECISION
SAP Concur公式で製品機能、決済連携、OCR、規程チェック、インボイス対応を確認し、公的情報で証憑保存と委託管理を整理します。

Concur対象範囲表に根拠がそろわないと、法人・国・通貨・対象範囲の確認が担当者任せになります。対策は「対象母集団を法人・通貨別に固定する」ことです。
Concurレポート採用表に根拠がそろわないと、経費レポート・用途の確認が担当者任せになります。対策は「明細を業務目的と費用負担先へ結ぶ」ことです。
Concur承認履歴表に根拠がそろわないと、承認経路・差戻しの確認が担当者任せになります。対策は「最終承認済みレポートだけを支払へ進める」ことです。
Concur月次受入表に根拠がそろわないと、権限・月次受入れの確認が担当者任せになります。対策は「監査・承認・支払・設定を権限分離する」ことです。
対象母集団を法人・通貨別に固定する。グローバル経理責任者が対象を承認します。
利用者とカードを一対一で確認する。会社管理者が割当てを承認します。
画像と抽出値を項目別に照合する。利用者が取引事実を確認します。
明細を業務目的と費用負担先へ結ぶ。申請部門が用途を承認します。
適用規程版と検出結果を記録する。会社が経費規程と設定を決定します。
回答・証拠・会社承認をそろえる。監査責任者が採否を決めます。
注意したいのは「海外拠点や私費を混ぜる」ことです。多国籍運用では法人、国、通貨、規程、支払主体を分けて対象を固定します。
注意したいのは「別案件の明細を同じレポートへ入れる」ことです。経費レポートは出張や案件など一つの業務目的へまとめます。
注意したいのは「差戻し中を支払対象にする」ことです。差戻し、再提出、代理承認、最終承認を時系列で保存します。
注意したいのは「監査担当へ設定変更や支払権限を渡す」ことです。外注者には監査に必要な閲覧・コメント範囲を付与し、規程設定、最終承認、支払を会社に残します。
VISUAL GUIDE
自動取込の後に証憑・用途・規程例外を人が検証します。
多国籍運用では法人、国、通貨、規程、支払主体を分けて対象を固定します。日本法人の円精算と海外拠点の外貨レポートを同じ合計にせず、時刻基準と締日も記録します。対象外の私費は会社へ返します。
グローバル経理責任者が対象を承認します。法人、精算通貨、支払主体、対象レポートを受付一覧にまとめます。海外拠点を含む場合は現地の締日と本社の集計基準日を並べ、対象期間のずれを残します。
法人カードは従業員IDとカード下四桁を対応させ、異動・退職・再発行の適用日を管理します。共有カードは利用者を別の証拠で特定し、未特定の明細を本人申告だけで締めません。
会社管理者が割当てを承認します。カード識別子と従業員番号の対応は、貸与・返却日を含めて管理します。個人立替と会社決済の明細を区別し、同じ利用を二つのレポートで精算しないよう確認します。
OCRで抽出された日付、店名、金額、通貨、税情報を領収書画像と照合します。画像の重複や欠損、判読不能は例外へ回し、登録番号等の確認が必要な取引は採用根拠を残します。
利用者が取引事実を確認します。証憑一覧では原本の保存先とレポート番号を結びます。読取値を直した箇所には元の表示と採用理由を残し、不鮮明な証憑は利用者へ確認を戻します。
経費レポートは出張や案件など一つの業務目的へまとめます。カード明細、現金立替、走行距離等の発生源を記録し、費用負担部門やプロジェクトの付替えを会社が承認します。
申請部門が用途を承認します。レポート単位で業務目的、参加者、経費区分、添付資料をそろえます。複数の出張や案件をまとめる場合は、明細から目的を特定できる補足を付けます。
規程チェックは設定された版と条件の結果です。警告が出ない明細も証憑・用途が自動で保証されるわけではありません。規程改訂日、対象者群、上限、必須項目を履歴化します。
会社が経費規程と設定を決定します。規程の版、施行日、対象法人、チェック項目を対応表に残します。ルール変更前後の申請を混ぜず、旧版で承認した理由を後から確認できるようにします。
例外は重複、領収書不足、上限超過、休日利用、私的利用、外貨差などに分類します。回答を受けただけでは解消にせず、証拠と是正内容、会社の採否、処理後の状態がそろうまで追います。
監査責任者が採否を決めます。例外番号には警告内容、照会先、回答期限、採用判断を記録します。修正が必要な場合は再申請後の値まで確認し、回答が届いた時点では解消扱いにしません。
差戻し、再提出、代理承認、最終承認を時系列で保存します。承認経路を迂回した緊急案件は通常処理に混ぜず、理由、追加承認、支払可否を会社へ戻します。
会社の承認者が支給可否を決めます。途中の承認と最終決裁は履歴上の位置を分けて確認します。代理承認があれば権限の根拠を添え、差戻し中のレポートを支払対象一覧から区別します。
外貨レポートでは元通貨、換算通貨、適用条件、カード請求、従業員支給を別項目にします。返金やカード取消は元明細へ関連付け、支払バッチ総額と銀行結果を照合します。
資金責任者が支払を承認します。従業員への精算、会社カードの決済、返金を別欄で照合します。外貨は原通貨、採用レート、円貨額を残し、換算差と支払不足を同じ差額理由にまとめません。
会計連携前に勘定科目、税、部門、プロジェクトの対応マスターを確認します。エラー再送では同じレポートを二重計上しないよう、採用バッチと会計伝票番号を記録します。
会社と税理士が会計方針を決めます。経費区分と会計科目・税区分・部門の対応版を出力ファイルに添えます。取込後はレポート番号別の件数と金額を突合し、エラー分だけを再処理へ回します。
外注者には監査に必要な閲覧・コメント範囲を付与し、規程設定、最終承認、支払を会社に残します。月次は例外残、未承認、未払、連携エラーを分類し、所有者と期限を受け入れます。
会社管理者が権限と成果物を承認します。月次の受入れでは未承認、監査例外、支払未了を法人別に提示します。外注先が修正できる範囲と会社だけが決裁する範囲も、利用IDごとに確認します。
各拠点は用途と証憑、名古屋本社は規程と最終承認を担当し、決済明細IDとレポートIDを共通キーにします。
代行先は証憑照合、規程例外、承認状況、支払・会計結果を整理し、会社は例外採否と資金実行を決定します。
会社は対象、取引事実、権限、例外、科目・税の方針、最終承認を決めます。
代行先は許可された資料に基づき、決済明細照合・経費レポート点検・規程例外整理・監査回答管理・支払結果・会計連携確認、差異整理、質問一覧、月次成果物の作成を行います。
READY-TO-USE TEMPLATE
この表は10領域の確認事項を整理する準備表です。日々の処理履歴を記入する台帳ではありません。運用時は別の台帳に対象番号、担当者名、当初期限、結果、根拠の保存先、未解決事項を設けてください。
| 確認領域 | 実施する確認 | 会社側の責任・受入条件 | 用意する記録と見直し |
|---|---|---|---|
| 法人・国・通貨・対象範囲 | 対象母集団を法人・通貨別に固定する | グローバル経理責任者が対象を承認します。受入条件:全明細を支払主体へ戻せる | Concur対象範囲表。組織・通貨変更時に改訂します。 |
| 利用者・法人カード連携 | 利用者とカードを一対一で確認する | 会社管理者が割当てを承認します。受入条件:全カード明細の利用者を特定できる | Concur利用者カード台帳。発行・異動・停止時に確認します。 |
| 領収書・OCR・電子保存 | 画像と抽出値を項目別に照合する | 利用者が取引事実を確認します。受入条件:原本と採用値を提示できる | Concur証憑照合表。取込時に更新します。 |
| 経費レポート・用途 | 明細を業務目的と費用負担先へ結ぶ | 申請部門が用途を承認します。受入条件:レポート単位の根拠を説明できる | Concurレポート採用表。申請前に確認します。 |
| 規程ルール・警告 | 適用規程版と検出結果を記録する | 会社が経費規程と設定を決定します。受入条件:各判定に適用ルールを示せる | Concur規程監査台帳。規程変更時に改訂します。 |
| 監査例外・回答 | 回答・証拠・会社承認をそろえる | 監査責任者が採否を決めます。受入条件:例外の結論と根拠を追える | Concur例外回答表。発生・解消時に更新します。 |
| 承認経路・差戻し | 最終承認済みレポートだけを支払へ進める | 会社の承認者が支給可否を決めます。受入条件:最終承認履歴を示せる | Concur承認履歴表。状態変更時に確認します。 |
| 支払・外貨・返金 | 元通貨と支払通貨を分けて照合する | 資金責任者が支払を承認します。受入条件:レポートから着金・返金を追える | Concur支払照合表。支払結果取得時に更新します。 |
| 会計連携・マスター対応 | 連携マスターと伝票結果を照合する | 会社と税理士が会計方針を決めます。受入条件:元レポートと会計伝票が一致する | Concur会計連携表。連携後に確認します。 |
| 権限・月次受入れ | 監査・承認・支払・設定を権限分離する | 会社管理者が権限と成果物を承認します。受入条件:全未解決に責任者と期限がある | Concur月次受入表。開始・月次・終了時に確認します。 |
狭い画面では表を横にスクロールできます。表にフォーカスして矢印キーでも移動できます。コピーはタブ区切りです。実務台帳には対象番号・担当者名・当初期限・結果・根拠の保存先・未解決事項を追加し、自社条件へ置き換えてください。
架空の計算例(実績・料金例ではありません):監査対象120件のうち規程内105件、承認例外10件、未解決5件なら、105+10+5=120件です。未解決5件は合格に含めません。
実務台帳の記入例(架空):対象番号「653-01」、確認領域「法人・国・通貨・対象範囲」、担当者「佐藤」、当初期限「2026年10月5日」、結果「確認待ち」、根拠の保存先「会社の共有フォルダ内の対象資料」、未解決事項「対象母集団を法人・通貨別に固定するための会社回答待ち」。完了時に確認者・完了日・証拠の保存先を追記し、当初期限と旧記録は保持します。
相談時は法人、国、通貨、利用者数、カード数、月間明細数、規程数、例外件数、承認段階、支払方法、会計連携、権限、開始月を伝えます。記事中の件数・金額・日程は架空例であり、実際の範囲と料金は契約、データ量、例外、期限を確認して決定します。
以下は実績ではなく、運用確認のための定義例です。会社のタイムゾーンで暦月ごとに対象ID・判定日・当初期限を記録し、件数単位で算出します。翌月期限分を前倒し完了しても当月期限の母集団へ加えません。分母が0件なら「対象なし」とし、未集計・未確認とは区別します。期限後の完了は現在の完了件数として別記し、期限内の実績を書き換えません。取消・対象変更は理由と件数を残し、当初の母集団から未達を消しません。一部完了は完了に数えず、重複IDは一件とします。期限のない指標も上記の当初確認期限を設定してください。率を単純平均せず、金額・重要性・未解決一覧を別に確認します。承認完了は最終承認、支払・取消等の処理完了は承認済み処理の実行と必要な反映確認を指します。確認・判定の完了を測る指標は、その確認又は判定が終わった状態であり、支払等の実行完了を意味しません。「一致・整合」は根拠間に矛盾がないことを指し、不一致を見つけただけでは分子に入れません。期限内に修正して一致を確認したものは、採用値の一致に含めます。振込・会計データの作成、送付予約、AI判定と、銀行実行・会計受入れ・送付成功は別々に記録します。送付は採用チャネルの送信成功、ポータル公開と通知、郵送の発送記録などを証跡とします。
分母:当月の監査対象として固定した経費明細の件数。分子:その対象のうち当初期限までに決済データと領収書の主要項目を確認した件数。計算:分子÷分母×100(%)。
分母:当月に検出した規程例外の件数。分子:その対象のうち当初期限までに証拠・回答・採否を記録した件数。計算:分子÷分母×100(%)。
分母:当初の承認期限が当月にある経費レポートの件数。分子:その対象のうち当初期限までに最終承認を完了した件数。計算:分子÷分母×100(%)。
分母:当月に支払対象とした経費レポートの件数。分子:その対象のうち当初期限までに銀行結果又はカード決済結果を確認した件数。計算:分子÷分母×100(%)。
分母:当月に会計連携する経費レポートの件数。分子:その対象のうち月次受入れまでにレポートID・伝票番号・金額の一致を確認した件数。計算:分子÷分母×100(%)。
分母:当月末に残る例外・未承認・連携エラーの件数。分子:その対象のうち月次受入れまでに所有者と次回期限を設定した件数。計算:分子÷分母×100(%)。
SERVICE
当社は法人、国、通貨、利用者数、カード数、月間明細数、規程数、例外件数、承認段階、支払方法、会計連携、権限、開始月を伺い、決済明細照合・経費レポート点検・規程例外整理・監査回答管理・支払結果・会計連携確認の対応可否、開始方法、成果物、料金条件を個別に確認します。
契約主体、対象取引、利用権限、例外回答、会計方針、最終承認と成果物受入れを決定
許可されたデータで集計・照合・差異整理を行い、質問一覧と合意した月次成果物を作成
税務・労務・法務・システム上の専門判断と、会社が承認するための回答を担当
対応範囲は資料量、件数、利用システム、締め、例外処理を確認して事前にご案内します。専門資格が必要な判断・書類作成・代理手続きは当社サービスの範囲外です。
PRICE
記帳・給与計算・請求書発行をセットにした、規模に合わせて選べる月額プランです。業務量や資料の状態を確認したうえで、必要な範囲をご案内します。
横にスワイプしてプランを確認できます
〜5名・小規模事業者向け
記帳・給与計算・請求書発行をセットで
〜10名・中小規模向け
記帳・給与計算・請求書発行をセットで
〜15名・成長企業向け
記帳・給与計算・請求書発行をセットで
仕訳数・人数・請求書の件数を超える場合は追加費用が発生します。詳しくはお問い合わせください。
料金ページを見る →FAQ
A. 法人、規程、カード、レポート、承認、支払、会計連携、権限を確認します。
A. 自動判定の設定範囲を確認し、証憑・用途・例外承認を人が点検します。
A. 対象通貨、換算条件、支払主体、会社の会計方針を確認して範囲を決めます。
A. 購入内容や税情報が不足する場合があるため、領収書等と用途を照合します。
本文の判断軸と、確認に使った一次情報の対応を示します。
公式情報は領収書取込、決済連携、規程チェック、監査、会計連携、インボイス確認、電子保存、委託管理の確認に使用しています。 Concur Expense監査の記事中にある確認表、会議時間、頻度、順番、判定基準は法令や引用先が一律に定めた様式ではなく、各社の委託範囲、件数、締切、契約、利用サービス、社内規程に合わせて調整する実務提案です。
Concur Expense監査運用相談ガイドでは、参照先の最新版と自社規程・実態を確認し、税務代理・税務書類の作成・税務相談は税理士、社会保険・労働保険の申請書等の作成や提出代行等は社会保険労務士、契約その他の法的判断は弁護士へご相談ください。記事の役割分担例は、資格者の独占業務を経理代行が行う趣旨ではありません。
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