電子で受領した証憑を保存
申請データ、電子領収書、カード明細の正本と検索可能性を確認します。
根拠1を確認委託範囲は、①申請受付、②証憑・形式確認、③不備返却、④会社承認、⑤重複・明細照合、⑥記帳、⑦振込データ作成、⑧会社の支払承認、⑨銀行結果・未精算照合、の順に決めます。「確認」と「承認」、「振込データ作成」と「支払実行」を別欄にします。
経理代行の経費精算実務ガイド
経費精算は「領収書を渡せば全部終わる」業務ではありません。利用者が事実を申請し、上長や会社が業務目的・規程・金額を承認し、経理が証憑と重複を確認し、承認済みデータを記帳・支払へつなげ、最後に銀行結果と未精算残高を照合します。経理代行は受付、形式確認、不備一覧、承認済みデータの記帳、振込データ作成、支払後照合などを支援できますが、事業目的や例外の承認、資金移動の最終判断、税務・法務判断まで自動的に移るわけではありません。工程ごとに実施・確認・承認を分けます。
競合公開ページには、経費精算を加味した支払予定やネットバンキングでの支払、領収書・請求書整理、振込・支払代行などが示されています。ただし「経費精算対応」という同じ表現でも、申請者対応、規程判定、上長承認、振込承認、税務確認を含むとは限りません。国税庁の電子取引保存、個人情報保護委員会・IPAの委託管理を踏まえ、必要な個人情報と証憑を安全に共有し、会社に残す判断を分担表へ明記します。
QUICK ANSWER
実際の対応可否は契約によります。以下を見積書・業務仕様書で一行ずつ確認します。
| 工程 | 経理代行の支援例 | 会社に残す判断 |
|---|---|---|
| 申請受付 | 申請・証憑の受領、予定照合 | 申請者・対象者・締切の決定 |
| 形式・不備確認 | 必須項目、添付、重複候補の一覧化 | 事業目的・規程例外の承認 |
| 承認後処理 | 承認済みデータの記帳・精算一覧 | 科目方針・例外・専門家確認 |
| 振込準備 | 支払予定・振込データ作成 | 資金・口座・最終支払承認 |
| 支払後 | 銀行結果・差戻し・残高照合 | 事故・誤払・返金方針の決定 |
ネットバンキング権限は作成・承認・実行を分け、最終承認を誰が担うか契約と社内規程で明確にします。
EVIDENCE & DECISION
便利な一括委託ではなく、必要な情報、会社承認、専門判断、完了証拠を工程別に定義します。

申請会社が対象と停止日を承認する。完了条件は、対象者・権限の対象、基準、社内承認、処理結果、差異、未完了を対象者・権限台帳から追跡できることです。
申請者と上長が事実を確認する。完了条件は、申請・目的の対象、基準、社内承認、処理結果、差異、未完了を経費申請一覧から追跡できることです。
申請会社が代替資料の扱いを承認する。完了条件は、証憑・電子保存の対象、基準、社内承認、処理結果、差異、未完了を経費証憑・正本台帳から追跡できることです。
申請会社が締切後の扱いを決める。完了条件は、形式確認・不備の対象、基準、社内承認、処理結果、差異、未完了を受付・不備・再提出一覧から追跡できることです。
上長・経営者が例外を承認する。完了条件は、社内承認・例外の対象、基準、社内承認、処理結果、差異、未完了を経費承認・例外台帳から追跡できることです。
経理責任者が重複除外を確認する。完了条件は、重複・返金の対象、基準、社内承認、処理結果、差異、未完了を重複・返金・取消照合表から追跡できることです。
VISUAL GUIDE
対象、前提、会社判断、処理、受入れ、改善を同じ管理番号で追います。
対象者台帳には氏名、所属、承認者、振込口座、申請・閲覧権限、異動日、退職日を登録します。人事変更時に権限を更新し、有効な対象者だけが申請できることを月次で確認します。
対象者台帳には従業員、役員、外部者、所属、承認者、支払口座、退職・異動日を持たせます。人事情報は必要項目だけ共有し、担当変更や退職時に提出・閲覧権限を停止します。
申請には申請番号、利用日、支払先、金額、事業目的、案件、部門、支払手段、参加者を持たせます。摘要から用途を推測せず、不足項目は理由と回答期限を付けて申請者へ戻します。
申請には申請番号、利用日、支払先、金額、目的、案件・部門、支払手段、証憑番号、参加者等を持たせます。自由記述だけにせず、経費規程と照合する項目を固定します。
証憑には申請番号と証憑番号を付け、電子・紙の受領形態、日付、金額、取引先、正本、保存先を記録します。申請画面から保存証憑を開けることと、同じ証憑が複数申請へ使われていないことを確認します。
証憑確認は添付有無、日付、金額、取引先、読取可能性、電子・紙の正本を確認します。証憑がない場合の代替資料や承認は会社規程と専門家回答に従います。
形式確認では必須項目、添付、金額一致、重複候補を検査し、内容承認とは分離します。不備理由、返却日、再提出期限、現在状態を残し、承認済みと未完了を明確に区別します。
不備は不足項目、返却理由、申請者、上長、期限、再提出日を一覧にします。承認済みと未承認を同じ振込一覧へ混ぜず、締切時点の対象外を明示します。
社内承認者は事業目的、規程、上限、例外、私費候補、参加者を確認し、承認または否認の理由を記録します。経費精算担当は判断を推測せず、会社が承認した結果だけを次工程へ渡します。
事業目的、出張の必要性、接待参加者、規程上限、私費混在、例外は会社が判断します。経理代行は事実を推測して承認せず、判断材料と質問を申請番号へ付けます。
重複確認では現金、個人カード、法人カード、銀行、請求書の候補を横断します。返金・取消は元取引へ結び、日付、金額、支払手段、相手先、申請番号を照合して会社の実負担額を確定します。
カード・現金・個人立替・銀行を横断し、同じ日付、金額、取引先、証憑番号の重複候補を確認します。返金・取消は元申請へ結び、差額だけを別の経費にしません。
承認済み取引は科目、補助、部門、税区分、証憑番号、申請番号を仕訳へ結びます。新規・高額・特殊な論点は質問番号を付けて専門家へ確認し、回答日と適用範囲をルール台帳へ反映します。
記帳は承認済み精算を申請番号、証憑、部門、支払手段へつなげます。税区分等の個別判断が必要な取引は質問台帳へ切り出し、税理士回答と適用日を残します。
振込作成前に支払予定、振込先、件数、合計、口座変更、作成者、承認者を一覧化します。作成・承認・最終実行を分け、承認済み精算額と銀行データの一致を別担当が確認します。
振込データ作成者と最終承認者を分け、作成件数・合計額・振込先変更を確認します。代行先に強い権限を渡す場合も金額上限、期限、ログ、事故時停止を決めます。
実行後は銀行結果、エラー、組戻し、返金、申請、精算額、仕訳、役員・従業員別残高を照合します。未精算や差異には原因、担当、期限を付け、支払済みという理由だけで完了にしません。
支払後は銀行結果、組戻し、口座不備、返金、帳簿上の役員・従業員未精算残高を照合します。振込実行だけで完了とせず、申請番号ごとの消込を確認します。
改善では期限内率、不備率、承認日数、重複件数、差戻し回数、未精算残高、再発率を測ります。頻出する不備は申請項目、入力例、承認段階、提出経路を直し、翌月の数値で効果を確認します。
毎月、期限内申請、不備、承認日数、重複、振込差戻し、未精算残高を確認します。催促を増やす前に、頻出不備の入力項目・規程・システム設定を一つ直します。
会社は取引事実、契約、金額、期限、例外、資金移動、最終承認を担います。経理代行は承認済み資料の整理、入力、照合、一覧化、結果報告を支援します。
税務代理・税務書類の作成・税務相談は税理士、社会保険・労働保険の申請書等の作成や提出代行等は社会保険労務士、契約その他の法的判断は弁護士へ確認します。
READY-TO-USE TEMPLATE
対象、基準、担当、期限、会社判断、結果、差異、未完了、次回対応を一行で管理します。
| 確認対象 | 決める内容 | 会社側の確認 | 完了証拠 |
|---|---|---|---|
| 対象者・権限 | 対象者、所属、承認者、口座、異動、退職、申請権限、閲覧権限 | 申請会社が対象と停止日を承認する | 有効な対象者だけが申請できる/対象者・権限台帳 |
| 申請・目的 | 申請番号、日付、支払先、金額、目的、案件、部門、手段、参加者 | 申請者と上長が事実を確認する | 目的・案件・支払手段が説明されている/経費申請一覧 |
| 証憑・電子保存 | 証憑番号、電子・紙、日付、金額、取引先、正本、保存先、検索 | 申請会社が代替資料の扱いを承認する | 申請から保存証憑へ辿れる/経費証憑・正本台帳 |
| 形式確認・不備 | 必須項目、添付、重複候補、不備理由、返却、再提出、期限、状態 | 申請会社が締切後の扱いを決める | 承認済みと未完了が区別されている/受付・不備・再提出一覧 |
| 社内承認・例外 | 事業目的、規程、上限、例外、私費、参加者、承認者、期限 | 上長・経営者が例外を承認する | 誰が何を認めたか記録されている/経費承認・例外台帳 |
| 重複・返金 | 現金、個人カード、法人カード、銀行、日付、金額、相手、取消、返金 | 経理責任者が重複除外を確認する | 元取引・返金・取消が対応している/重複・返金・取消照合表 |
| 記帳・専門判断 | 科目、補助、部門、税区分、証憑、申請番号、質問、回答、適用日 | 会社と税理士等が方針を確認する | 回答と記帳結果を逆引きできる/記帳・専門家質問台帳 |
| 振込作成・承認 | 支払予定、振込先、件数、合計、変更、作成、承認、実行、ログ | 申請会社が口座と最終支払を承認する | 承認額と銀行データが一致している/支払予定・振込承認表 |
記入例を自社条件へ置き換えて使用してください。コピーすると表計算ソフトへ貼り付けられるタブ区切り形式になります。
経理代行の経費精算の台帳に、管理番号、対象、基準値、現状、根拠、会社承認者、処理担当、期限、完了証拠、次回確認日を持たせます。
期限内申請率
初回不備率・再提出日数
申請から会社承認までの日数
重複候補・返金未処理件数
振込差戻し・組戻し件数
期限超過の未精算件数・金額
SERVICE
当社は申請件数、利用システム、証憑、カード、社内規程、承認経路、支払方法を確認し、対応可能な受付、確認、記帳、一覧作成、振込準備、照合範囲をご案内します。会社判断と資格者判断は分けて運用します。
事業目的・規程例外・精算額・支払口座・最終実行を承認
受付・形式確認・不備一覧・記帳・振込準備・残高照合を支援
税務・労務・法務・システム上の専門判断と、会社が承認するための回答を担当
対応範囲は資料量、件数、利用システム、締め、例外処理を確認して事前にご案内します。専門資格が必要な判断・書類作成・代理手続きは当社サービスの範囲外です。
PRICE
記帳・給与計算・請求書発行をセットにした、規模に合わせて選べる月額プランです。業務量や資料の状態を確認したうえで、必要な範囲をご案内します。
横にスワイプしてプランを確認できます
〜5名・小規模事業者向け
記帳・給与計算・請求書発行をセットで
〜10名・中小規模向け
記帳・給与計算・請求書発行をセットで
〜15名・成長企業向け
記帳・給与計算・請求書発行をセットで
仕訳数・人数・請求書の件数を超える場合は追加費用が発生します。詳しくはお問い合わせください。
料金ページを見る →FAQ
A. 対応範囲は契約によります。受付、形式確認、記帳、振込準備は支援できても、事業目的・例外・最終支払の会社承認は残ります。
A. 必要項目や添付有無の確認は可能な場合があります。代替資料の可否や税務判断は社内規程と税理士等へ確認します。
A. 契約・金融機関権限によります。作成・承認・実行を分け、会社の最終承認、金額上限、ログ、事故時停止を確認します。
A. 申請・承認・記帳・精算の基本は同じですが、私費混在、二重計上、未精算残高を追加で照合します。
本文の判断軸と、確認に使った一次情報の対応を示します。
国税庁で電子取引データ保存と税理士業務・記帳代行の境界、個人情報保護委員会とIPAで従業員・口座等の委託・権限管理を確認しました。競合2社については公開されている経費精算、支払、領収書整理、記帳等の範囲だけを比較しました。 経費規程、労務上の扱い、消費税・法人税の判断、源泉徴収、支払実行権限は各社・各取引で異なります。税務は税理士、労務は社会保険労務士、法的判断は弁護士へ確認してください。キャシュモと葵パートナーズは、公開ページに記載された記帳、月次試算表、請求、支払、経費精算、給与等のサービス範囲だけを比較しました。非公開の料金、体制、品質、顧客評価は推定していません。
経理代行の経費精算実務ガイドでは、参照先の最新版と自社規程・実態を確認し、税務代理・税務書類の作成・税務相談は税理士、社会保険・労働保険の申請書等の作成や提出代行等は社会保険労務士、契約その他の法的判断は弁護士へご相談ください。
現在の資料量、利用システム、困っている工程を伺い、外注できる範囲と料金の目安を整理します。資料が完全にそろっていなくても、分かる範囲からご相談いただけます。
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