外部委託の品質・納期・役割を合意
成果物と前後工程を分け、遅延時の連絡と暫定処理を決めます。
根拠1を確認月次締めを早める順番は、①利用日を決める、②対象と正本を決める、③会社提出日を固定、④未着を翌営業日に通知、⑤質問をまとめる、⑥重要残高を照合、⑦暫定値を表示、⑧経営者が受け入れる、です。自社都合と代行側処理を分けて測ります。
経理代行の月次締め実務ガイド
「毎月いつ試算表が出ますか」という質問に、全社共通の正解日はありません。取引件数だけでなく、請求書やカード明細の確定日、在庫・勤怠・売上の社内締め、質問回答、銀行・売掛・買掛の照合、税理士確認、経営者の受入れで完了日は変わります。大切なのは、代行会社の作業日数だけを聞くのではなく、会社提出日、未着通知日、一次質問日、回答期限、暫定締め日、残高照合日、受入日を一枚のカレンダーへ置くことです。早さは未処理を隠すことではなく、止まる理由を見える化して前倒しすることで作ります。
競合公開ページには最短5営業日で月次試算表を完成させる説明や、毎月資料を預かり試算表まで作成する説明があります。ただし、対象範囲、資料の締切、質問回答、在庫・給与・請求、会社承認が異なれば同じ日数をそのまま比較できません。経済産業省のシステム管理基準が示す外部委託の品質・コスト・納期、役割の考え方を使い、成果物、前提、期限、遅延原因、受入基準を契約と運用へ落とします。
QUICK ANSWER
第何営業日かは会社ごとに調整しますが、工程の順番と完了証拠は固定できます。
| 工程 | 目安例 | 完了証拠 |
|---|---|---|
| 会社締め | 月末~第2営業日 | 売上・在庫・勤怠・経費の社内承認 |
| 資料提出 | 第2~3営業日 | 予定一覧と受領一覧の一致 |
| 未着・一次質問 | 第3~4営業日 | 未着・質問・回答者・期限一覧 |
| 記帳・照合 | 第4~7営業日 | 銀行・カード・債権債務の差異一覧 |
| 暫定締め | 第7~8営業日 | 暫定値・未処理・影響の表示 |
| 専門家確認 | 合意した期限内 | 質問番号・回答者・反映結果 |
| 会社受入れ | 第8~10営業日 | 受入可否・差戻し・次回改善 |
上記は設計例です。取引量、在庫、給与、連結、資料経路、休日、専門家確認によって調整します。
EVIDENCE & DECISION
月次完了日は、資料提出から受入れまでの各工程と前提条件を示して比較します。

経営者が成果物と版を承認する。完了条件は、利用日・成果物の対象、基準、締め責任者の受入れ、処理結果、差異、未完了を利用日・成果物定義表から追跡できることです。
締め責任者が範囲を承認する。完了条件は、対象範囲・正本の対象、基準、締め責任者の受入れ、処理結果、差異、未完了を月次締め対象・正本台帳から追跡できることです。
各部門責任者が提出を承認する。完了条件は、社内締め・提出の対象、基準、締め責任者の受入れ、処理結果、差異、未完了を資料提出カレンダーから追跡できることです。
締め責任者が代替資料と延期を決める。完了条件は、未着・受領確認の対象、基準、締め責任者の受入れ、処理結果、差異、未完了を受領・未着一覧から追跡できることです。
締め責任者が事実と暫定処理を承認する。完了条件は、質問・回答の対象、基準、締め責任者の受入れ、処理結果、差異、未完了を月次締め質問・回答台帳から追跡できることです。
経理責任者が差異を受け入れる。完了条件は、記帳・残高照合の対象、基準、締め責任者の受入れ、処理結果、差異、未完了を記帳・残高照合表から追跡できることです。
VISUAL GUIDE
対象、前提、会社判断、処理、受入れ、改善を同じ管理番号で追います。
最初に経営会議、金融機関提出、資金判断など月次数字の利用日を決めます。速報版・確定版のどちらをいつ受け入れるか、含む範囲、比較資料、受入責任者を成果物定義へ記載します。
経営会議、銀行報告、支払判断など数字を使う日を先に決めます。同じ試算表でも速報、経営会議用、税理士確認後で必要な精度が違うため、版と利用目的を対応させます。
対象範囲表には銀行、カード、売上、請求、経費、在庫、給与、固定資産、借入、税金を並べ、会社側と代行側の担当を分けます。各項目で使用する正本データ、締め時刻、対象外とその影響も明示します。
対象範囲は銀行・カード・現金・売掛・買掛・在庫・給与・固定資産・借入・税金まで列挙します。対象外の処理が数字へ与える影響も確認し、作業名だけの契約にしません。
社内締めは部署・資料ごとに提出日と承認日を固定し、月次作成担当へ渡す日を分けます。休日や担当者不在に備えて代理者と保存先を決め、提出予定表に完了証拠を残します。
資料予定表は届いた資料だけでなく、届くはずの請求書、明細、売上、在庫、勤怠を母集団にします。未着は翌工程で発見せず、提出期限直後に責任者へ通知します。
提出期限の翌営業日に予定表と受領記録を照合し、未着、重複、旧版、読取不能を一覧化します。未着資料ごとに影響する工程、金額、再提出者、回答期限を付け、処理可能な範囲と停止範囲を分けます。
質問は一件ずつメールせず、取引番号、日付、金額、候補、必要回答、影響、回答期限をまとめます。緊急度を月次停止、暫定可、翌月可へ分け、経営者の確認負担を減らします。
質問は取引番号、事実、候補、必要資料、金額影響、回答者、期限を一件にまとめます。処理停止、暫定処理可能、専門家確認の三段階へ分類し、同じ担当者への質問はまとめて送ります。
記帳完了と月次完了を分けます。入力後に銀行・カード・売掛・買掛・借入・仮勘定を照合し、残る差異を金額と影響付きで表示して初めて受入判断へ進めます。
記帳後は銀行、カード、売掛・買掛、借入、仮勘定など重要残高を外部資料と照合します。差異一覧に原因、修正担当、再処理日、承認者を記録し、照合済み残高がそろってから受入工程へ進めます。
税理士等への確認は質問番号、論点、根拠資料、回答期限、回答者、反映仕訳を管理します。経理代行が税務判断を代替せず、回答待ちを雑費等へ流して締めません。
税理士等への確認事項は、取引事実、契約、証憑、候補処理、金額、希望回答日をそろえて早期に分離します。回答後は適用月、修正仕訳、会社承認を記録し、質問台帳を閉じます。
暫定締めを認める場合は、暫定値、理由、金額幅、影響科目、差し替え日、承認者を表紙に記載します。確定版へ差し替えたときは旧版を誤利用しない版管理を行います。
暫定締めを行う場合は、未着・未回答の項目、金額影響、利用上の注意、承認者、確定版の予定日を表紙に表示します。版番号と配布先を記録し、確定版発行時に旧版の利用停止を通知します。
遅延は会社側提出、会社回答、代行側処理、システム、専門家確認へ分けます。責任追及ではなく、翌月に直せる前工程と、余裕日を持つべき工程を選びます。
遅延は会社提出、会社回答、代行処理、システム、専門家、休日へ分類します。影響する成果物、再開条件、回復担当、新しい受入日を更新し、関係者が同じ工程表を見られるようにします。
繁忙月は賞与、年末調整、決算、棚卸、出店、監査、長期休暇を年間カレンダーへ載せます。通常月の目標日をそのまま当てず、追加人員や速報版を事前に決めます。
90日改善では、資料提出遵守率、未着件数、質問回答時間、記帳・照合日数、受入日を月別に比較します。最も時間を要する工程を一つずつ改善し、繁忙月でも同じ締め日程を再現できるか検証します。
90日後に提出遵守、未着通知、回答日数、代行処理日数、残高差異、受入日を比較します。平均完了日だけでなく最も遅い工程と再発原因を改善します。
会社は取引事実、契約、金額、期限、例外、資金移動、最終承認を担います。経理代行は承認済み資料の整理、入力、照合、一覧化、結果報告を支援します。
税務代理・税務書類の作成・税務相談は税理士、社会保険・労働保険の申請書等の作成や提出代行等は社会保険労務士、契約その他の法的判断は弁護士へ確認します。
READY-TO-USE TEMPLATE
対象、基準、担当、期限、会社判断、結果、差異、未完了、次回対応を一行で管理します。
| 確認対象 | 決める内容 | 会社側の確認 | 完了証拠 |
|---|---|---|---|
| 利用日・成果物 | 利用目的、速報・確定、対象、比較、形式、利用日、受入者 | 経営者が成果物と版を承認する | 必要な日に受入可能な版が届いている/利用日・成果物定義表 |
| 対象範囲・正本 | 銀行、カード、売上、請求、経費、在庫、給与、固定資産、借入、税金 | 締め責任者が範囲を承認する | 対象・対象外と影響が説明されている/月次締め対象・正本台帳 |
| 社内締め・提出 | 部署、資料、社内承認、提出者、提出日、保存先、代理者、休日 | 各部門責任者が提出を承認する | 予定資料と受領資料が一致している/資料提出カレンダー |
| 未着・受領確認 | 予定、受領、未着、重複、正本、責任者、通知日、再提出 | 締め責任者が代替資料と延期を決める | 未着の影響と対応期限が決まっている/受領・未着一覧 |
| 質問・回答 | 質問番号、取引、候補、回答者、影響、緊急度、期限、回答 | 締め責任者が事実と暫定処理を承認する | 必要回答が期限内に反映されている/月次締め質問・回答台帳 |
| 記帳・残高照合 | 仕訳、銀行、カード、債権債務、借入、仮勘定、差異、再処理 | 経理責任者が差異を受け入れる | 照合済み残高と差異一覧がある/記帳・残高照合表 |
| 専門家確認 | 論点、根拠、税理士等、質問日、期限、回答、反映、承認 | 経営者が確認先と暫定値を承認する | 回答者と反映結果を追跡できる/専門家質問・反映台帳 |
| 暫定締め・版管理 | 版、暫定項目、金額幅、影響、承認、差し替え日、利用者 | 経営者が利用可否を承認する | 旧版と確定版を誤利用しない/月次締め版・暫定値管理表 |
記入例を自社条件へ置き換えて使用してください。コピーすると表計算ソフトへ貼り付けられるタブ区切り形式になります。
経理代行の月次締めの台帳に、管理番号、対象、基準値、現状、根拠、会社承認者、処理担当、期限、完了証拠、次回確認日を持たせます。
会社資料の期限内提出率
提出期限翌日の未着解消率
一次質問の平均回答日数
受領完了から残高照合までの日数
月次受入れ後の差戻し件数
目標日までの経営者受入率
SERVICE
当社は現在の売上・請求・経費・カード・銀行・在庫・給与の締め日を確認し、資料提出、未着通知、質問、記帳、残高照合、月次レポートの目標日を整理します。実際の完了日は件数と資料状態を確認して個別に合意します。
社内締め・資料提出・事実回答・暫定値・受入日を承認
受領・未着通知・記帳・照合・質問・成果物提出を期限管理
税務・労務・法務・システム上の専門判断と、会社が承認するための回答を担当
対応範囲は資料量、件数、利用システム、締め、例外処理を確認して事前にご案内します。専門資格が必要な判断・書類作成・代理手続きは当社サービスの範囲外です。
PRICE
記帳・給与計算・請求書発行をセットにした、規模に合わせて選べる月額プランです。業務量や資料の状態を確認したうえで、必要な範囲をご案内します。
横にスワイプしてプランを確認できます
〜5名・小規模事業者向け
記帳・給与計算・請求書発行をセットで
〜10名・中小規模向け
記帳・給与計算・請求書発行をセットで
〜15名・成長企業向け
記帳・給与計算・請求書発行をセットで
仕訳数・人数・請求書の件数を超える場合は追加費用が発生します。詳しくはお問い合わせください。
料金ページを見る →FAQ
A. 一律ではありません。対象範囲、資料提出、質問回答、残高照合、専門家確認、受入基準を確認して目標日を合意します。
A. 競合公開例にはその表現がありますが、当社の一律保証ではありません。件数・資料状態・対象範囲を確認してご案内します。
A. 未着と影響を一覧にし、暫定締め、対象除外、期限変更のいずれかを会社が承認します。
A. 利用日、資料予定、社内提出日を決め、期限翌日に未着を見える化することから始めます。
本文の判断軸と、確認に使った一次情報の対応を示します。
経済産業省を外部委託の品質・納期・役割設計、中小企業庁を会計活用、国税庁を電子取引データ保存、個人情報保護委員会とIPAを委託・権限管理の根拠として確認しました。競合の完了日と代行範囲は公開ページ記載だけを比較しています。 「最短5営業日」は競合公開ページ上の表現であり、当社の一律保証ではありません。本記事の日程例は営業日、件数、資料状態、契約範囲に合わせて合意する実務提案です。キャシュモと葵パートナーズは、公開ページに記載された記帳、月次試算表、請求、支払、経費精算、給与等のサービス範囲だけを比較しました。非公開の料金、体制、品質、顧客評価は推定していません。
経理代行の月次締め実務ガイドでは、参照先の最新版と自社規程・実態を確認し、税務代理・税務書類の作成・税務相談は税理士、社会保険・労働保険の申請書等の作成や提出代行等は社会保険労務士、契約その他の法的判断は弁護士へご相談ください。
現在の資料量、利用システム、困っている工程を伺い、外注できる範囲と料金の目安を整理します。資料が完全にそろっていなくても、分かる範囲からご相談いただけます。
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