売上・経費・給与の資料が別々で、締切もばらばら。
経理は、取引を正しく記録し、試算表などの数字を確定させる役割です。経営企画は、その数字をもとに「どこに資金を使うか」「何を見直すか」を決める役割です。中小企業では専任の経営企画担当を置かないことも多いため、経営者が月次の数字を短時間で確認できる流れを経理業務の中につくることが重要です。
課題:試算表が「作って終わり」になっていないか
試算表を受け取っていても、確認する日や見る項目が決まっていなければ、月末の処理結果を眺めるだけで終わります。売上の変化、固定費の増減、資金残高の動きに気付くタイミングが遅れると、採用・設備投資・値付け・支払い時期の判断も後追いになりやすくなります。
POINT IN VIEW

経理と経営企画の違い:記録する仕事と判断に使う仕事
経理の役割は、請求書・領収書・口座明細などをもとに取引を整理し、数字の土台をつくることです。一方、経営企画の役割は、その土台から「売上は計画どおりか」「費用増は一時的か」「資金はいつ不足しそうか」といった問いを立て、次の行動を決めることです。
取引を漏れなく整理し、数字を確定する
前月や計画と比べ、変化の理由を確認する
担当・期限・見直す項目を一つ決める
この二つを切り離しすぎると、数字を確定するまでに時間がかかり、判断に使える時期を逃します。反対に、確定前の数字だけで急いで結論を出すと、入金漏れや費用計上のタイミングによる誤解も生まれます。まずは「毎月どの時点の数字を、誰が、何と比べるか」を決めることが出発点です。
原因分析:数字が経営判断につながらない3つの理由
判断に必要な数字が、必要な時期にそろっていない
多くの場合、問題は試算表の形式ではなく、資料の集め方と月次確認の設計にあります。以下の三つを分けて確認すると、どこで数字が止まっているかを見つけやすくなります。
売上・経費・給与の資料がそろわず、記帳開始が遅れます。
前月・前年同月・予算など、変化を見る軸が曖昧です。
気付きを共有しても、担当と期限が決まらず翌月に持ち越されます。
CAUSE MAP
確認が必要な取引が残り、試算表の確定が遅れます。
資金・費用・売上の変化に気付く時期を逃します。
売上が増えていても、値引き、決済手数料、外注費、広告費なども同時に増えていれば、利益や資金残高は同じようには増えません。単月の売上だけで良し悪しを決めず、変化の大きい項目を一つずつ確認します。
月次試算表で優先して見る5つの項目
すべての科目を一度に詳しく見る必要はありません。経営者が毎月まず確認する項目を絞ると、数字を見ることが負担ではなく、判断の習慣になります。
この五つを同じ順番で見れば、急にすべてを分析しなくても、確認が必要な変化を絞り込めます。差が大きい項目は、請求漏れ・計上月のずれ・一時的な支出など、まず事実を確認してから判断します。
MONTHLY DASHBOARD
月次の数字は、この5つを同じ順番で確認
すべての科目を細かく追う前に、変化が次の行動に直結する項目を並べます。
取引先・商品・案件ごとの変化を確認。
仕入や外注費などとの関係を確認。
人件費・賃料・通信費などを確認。
資金の出入りと予定を確認。
直近の支払いを踏まえて確認。
課題解決方法:月次確認を定着させる3つの手順

MONTHLY REVIEW
数字を見る会議は、短く・毎月同じ順番で
月次確認は、長い会議にする必要はありません。資料がそろう日、記帳を締める日、経営者が確認する日を決め、毎月同じ順番で確認します。
- STEP 1:資料を期限までに集め、未提出を確認する
- STEP 2:売上・費用・利益・資金の変化を確認する
- STEP 3:次月に見直す行動を一つ決め、担当と期限を残す
最初から精密な予算管理を始める必要はありません。たとえば「売上が想定より下がった理由を確認する」「外注費が増えた案件を確認する」「入金予定と支払い予定を一覧で見る」といった一つの問いから始めます。問いを固定すると、試算表は単なる報告書ではなく、判断の材料になります。
よくある失敗:数字を見ても改善につながらないケース
- 売上だけを見て、費用増を見落とす
- 数か月後に数字を確認する
- 気付きが担当者の記憶で終わる
- 売上と大きく動いた費用を一緒に見る
- 資料・記帳・確認日を毎月固定する
- 次の行動を担当と期限つきで残す
確認後は、改善を一度に増やさず「次月までに確認すること」を一つ決めます。翌月の最初に前回の行動を確認すると、数字を見る習慣が改善のサイクルになります。
経営判断が後追いにならないための月次チェック
月次の数字を活かす目的は、完璧な分析ではなく、経営者が次の一手を決められる状態をつくることです。以下を毎月同じ順番で確認し、差が大きい項目だけを深掘りします。
当社のサービスで、今回のお悩みをこう解決します
当社は、毎月の取引資料をもとに記帳を進め、月次試算表レポートで数字を確認しやすい状態を整えます。まず、資料の保管場所・提出日・確認者を整理し、経営者が売上、費用、利益、資金の変化を追える月次の流れをご案内します。経営判断そのものを代行するのではなく、判断に必要な数字を確認できる土台づくりを支援します。
当社サービスで整える流れ
PRICE
料金プラン
記帳・給与計算・請求書発行をセットにした、規模に合わせて選べる月額プランです。業務量や資料の状態を確認したうえで、必要な範囲をご案内します。
横にスワイプしてプランを確認できます
エコノミー
〜5名・小規模事業者向け
記帳・給与計算・請求書発行をセットで
- 記帳代行 50仕訳/月
- 給与計算 5名まで
- 請求書発行 10件/月
- クラウド会計サポート あり
- 月次試算表レポート あり
シルバー
〜10名・中小規模向け
記帳・給与計算・請求書発行をセットで
- 記帳代行 100仕訳/月
- 給与計算 10名まで
- 請求書発行 15件/月
- クラウド会計サポート あり
- 月次試算表レポート あり
プラチナ
〜15名・成長企業向け
記帳・給与計算・請求書発行をセットで
- 記帳代行 150仕訳/月
- 給与計算 15名まで
- 請求書発行 20件/月
- クラウド会計サポート あり
- 月次試算表レポート あり
仕訳数・人数・請求書の件数を超える場合は追加費用が発生します。詳しくはお問い合わせください。
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よくある質問
Q. 経営企画の担当者がいない会社でも、数字を活用できますか?
A. 可能です。専任者を置かなくても、経営者が毎月見る数字と確認日を決めれば、月次試算表を判断に活かせます。最初は売上・費用・利益・資金の変化を確認するところから始めます。
Q. 予算を作っていない場合も、月次確認は必要ですか?
A. はい。まずは前月や前年同月と比べるだけでも、数字の変化に気付きやすくなります。確認の習慣がついた後に、必要に応じて目標値や予算を設定します。
Q. 記帳が遅れている状態でも相談できますか?
A. 可能です。現在どこまで記帳できているか、資料がどこにあるかを伺い、通常の月次業務と未整理分を分けて進める方法をご案内します。
愛知県内の経理業務、まずは無料でご相談ください
現在の業務量や資料の状態を伺い、外注できる範囲と料金の目安を整理します。月次の数字を確認できる経理体制をつくりたい方も、お気軽にご相談ください。
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