電子取引データを検索できる状態にする
国税庁の電子取引関係情報と実務例を基に、日付・金額・取引先で検索できる保存方法を確認します。
根拠1を確認結論は、①正本、②階層、③ファイル名、④受付状態、⑤質問・差戻し、⑥承認・完了、⑦権限・ログ、⑧保管・終了時返却を一つのルール表で管理することです。
経理代行・共有フォルダ設計ガイド
共有フォルダは「会社別/年月別」に分けるだけでは、未処理、質問中、承認済み、会計へ反映済みを判別できません。最初に正本の保存先と会社管理者を決め、00_運用ルール、01_受領、02_処理中、03_質問、04_承認済み、05_月次納品、90_保管のように状態を分けます。これは一例であり、税務上の検索要件をフォルダ名だけで満たすとは限りません。電子取引データはシステムの検索機能、索引簿、ファイル名等を組み合わせ、国税庁の最新要件に沿って日付・金額・取引先で検索できる状態を確認します。
同じ請求書をメール、チャット、共有フォルダへ重ねて渡すと二重処理が起こります。正本入口を一つにし、ファイル名には取引日、取引先、金額、書類種別、必要に応じて状態・版を付けます。個人データを含む給与・口座資料は一般経費と分け、業務上必要な人だけへ最小権限を付与します。外部共有リンク、ダウンロード、削除、管理者変更、退職時停止も運用表へ入れます。
EVIDENCE & DECISION
国税庁の電子取引情報で検索性、個人情報保護委員会の通則編でアクセス制御、経理代行の公開運用で月次の資料受渡しと役割分担を確認します。

VISUAL GUIDE
入口から作業、確定、保管へ進め、同じ資料を複数の正規場所に置きません。
会社が管理者と復旧方法を承認します。完了条件は「担当変更後も資料へアクセスできる」です。
会社と代行先が階層を共同承認します。完了条件は「各資料の現在地を一意に判定できる」です。
会社と税理士等が保存要件を確認します。完了条件は「第三者が対象資料を再検索できる」です。
会社が差替え・取消を承認します。完了条件は「一つの資料を一度だけ処理できる」です。
会社が取引事実・承認事項を回答します。完了条件は「未回答と月次影響を一覧できる」です。
会社が支払・給与・返金等を承認します。完了条件は「承認から仕訳・納品まで追跡できる」です。
正本・管理主体は経理代行との共有フォルダの前提条件です。契約主体、会社管理者、正本、作業版、バックアップ、障害、エクスポート、引継ぎを確定値と確認待ちに分けると、「代行先個人のストレージだけに正本を置く」を早期に防げます。資料管理者は「会社管理の正本置場を先に決める」を行います。結果は共有フォルダ・正本管理表へ戻し、チャットの補足を質問票へ結び付けます。承認時は「会社が管理者と復旧方法を承認します」を確認します。
「担当変更後も資料へアクセスできる」までを作業の終点とします。正本・管理主体の難易度は、対象量に加えて例外数、回答待ち、締切までの余裕で評価します。共有フォルダ・正本管理表は導入時と管理者変更時に確認します。正本・管理主体の前回差と未完了だけを次の担当者へ明示します。
階層・年月・状態は経理代行との共有フォルダの後工程から逆算します。00ルール、01受領、02処理中、03質問、04承認、05納品、90保管、年月、書類種別の期限と利用目的を並べ、「取引先別と年月別が混在し同じ資料を複製する」を防ぎます。運用では「状態と保管を混ぜない階層にする」を実施します。共有フォルダ・階層定義表に提出、確認、差戻し、完了の時刻を残します。会社と代行先が階層を共同承認します。
判定基準は「各資料の現在地を一意に判定できる」です。階層・年月・状態の改善では、処理時間より資料待ちと承認待ちを分けて記録すると、階層・年月・状態で直すべき工程が明確になります。共有フォルダ・階層定義表は四半期と変更時に見直します。階層・年月・状態の期限超過は影響先と再開条件まで記載します。
経理代行との共有フォルダではファイル名・検索から確認します。「担当者独自の略称で日付・金額・取引先を検索できない」を避けるため、取引日、取引先、金額、書類種別、部門、状態、版、取引ID、重複、例外を受付済み・質問中・対象外に分けます。フォルダ設計の起点は「検索方法に合わせ命名規則を決める」です。共有フォルダ・命名例一覧へ根拠、担当、期限を記録します。会社管理者の確認事項は「会社と税理士等が保存要件を確認します」です。
完了は「第三者が対象資料を再検索できる」で判定します。ファイル名・検索は件数だけでなく、待ち時間と判断の有無も分けて測ると、必要な体制が見えます。共有フォルダ・命名例一覧は新しい書類種別追加時に更新します。差替え理由と承認者を残し、次回処理で第三者が対象資料を再検索できることを再確認します。
経理代行との共有フォルダを安定させる鍵は受付・重複・差替えです。「メールとフォルダで同じ資料を渡し二重処理する」が起きる場面を先に示し、正本入口、受付日、提出者、重複、差替え、旧版、取消、受付番号、通知の正本を一つに定めます。共有運用では「受付番号と正本入口を一つにする」です。処理結果と未確認事項を共有フォルダ・受付台帳へ同時に記入します。正本と作業版の境界は「会社が差替え・取消を承認します」とします。
別担当が、一つの資料を一度だけ処理できることを確認できれば完了です。受付・重複・差替えでは、通常受付と差替え・取消を分けます。受付・重複・差替えの停止条件と質問先があれば、担当交代時も推測を防げます。共有フォルダ・受付台帳の見直しは提出時と差替え時に更新します。受付・重複・差替えの古い条件を上書きせず、適用開始日と確認証拠を残します。
経理代行との共有フォルダでは、質問・差戻し・期限を処理・確認・承認に分けます。質問番号、対象ファイル、論点、回答者、期限、回答、根拠、再質問、影響月の回答者を先に決めれば、「ファイル名へ質問を書き込み回答履歴を失う」を避けられます。最初に決めるのは「質問票を資料と相互参照する」です。判断が必要な点だけを共有フォルダ・質問差戻し表へ切り出します。管理責任は「会社が取引事実・承認事項を回答します」です。
最終的に未回答と月次影響を一覧できることを証拠で確認します。質問・差戻し・期限は金額や件数に加え、権限の強さと判断待ちの長さも確認対象です。質問・差戻し・期限の重要な例外ほど停止条件を明示します。共有フォルダ・質問差戻し表は日次と締日前に確認します。質問・差戻し・期限の担当変更、代理承認、期限変更を先頭に出し、引継ぎ後も同じ結果になるか確かめます。
承認・会計反映・完了は経理代行との共有フォルダの前提条件です。承認者、承認日、対象、金額、仕訳番号、会計反映日、照合、完了証拠、再開条件を確定値と確認待ちに分けると、「フォルダ移動だけで誰が何を承認したか残らない」を早期に防げます。資料管理者は「承認と処理完了を別に記録する」を行います。結果は共有フォルダ・承認完了表へ戻し、チャットの補足を質問票へ結び付けます。
承認時は「会社が支払・給与・返金等を承認します」を確認します。「承認から仕訳・納品まで追跡できる」までを作業の終点とします。承認・会計反映・完了の難易度は、対象量に加えて例外数、回答待ち、締切までの余裕で評価します。共有フォルダ・承認完了表は承認時と月次納品時に更新します。承認・会計反映・完了の前回差と未完了だけを次の担当者へ明示します。
権限・ログ・外部共有は経理代行との共有フォルダの後工程から逆算します。個別ID、MFA、閲覧、編集、削除、共有、出力、管理者、ログ、期限、退職の期限と利用目的を並べ、「共有リンクや共通IDで閲覧者と操作を特定できない」を防ぎます。運用では「データ種類別に最小権限を付ける」を実施します。共有フォルダ・権限点検表に提出、確認、差戻し、完了の時刻を残します。会社管理者が付与・停止を承認します。
判定基準は「利用者と操作を追跡できる」です。権限・ログ・外部共有の改善では、処理時間より資料待ちと承認待ちを分けて記録すると、権限・ログ・外部共有で直すべき工程が明確になります。共有フォルダ・権限点検表は月次と担当変更時に確認します。権限・ログ・外部共有の期限超過は影響先と再開条件まで記載します。
経理代行との共有フォルダでは保管・終了・改善から確認します。「解約後もIDや作業コピーが残り資料を再利用できない」を避けるため、保存期間、年度保管、バックアップ、返却形式、エクスポート、ID停止、削除、証明、改善履歴を受付済み・質問中・対象外に分けます。フォルダ設計の起点は「終了手順を導入時に試験する」です。共有フォルダ・終了確認表へ根拠、担当、期限を記録します。
会社管理者の確認事項は「会社が返却・停止・削除完了を承認します」です。完了は「会社側で資料と履歴を再利用できる」で判定します。保管・終了・改善は件数だけでなく、待ち時間と判断の有無も分けて測ると、必要な体制が見えます。共有フォルダ・終了確認表は年度末と解約前に確認します。差替え理由と承認者を残し、次回処理で会社側で資料と履歴を再利用できることを再確認します。
製造業の原価資料、建設業の工事別証憑、店舗業の店舗別日報は、年月だけでなく部門・工事・店舗コードを命名規則へ加えると照合しやすくなります。
紙原本が複数拠点に残る会社は、各拠点の締切と原本保管箱を統一し、本社や代行会社への受渡記録を残します。無理にすべてを一度に電子化せず、入口からそろえます。
当社への相談時は、現在のフォルダ画面、よく探せなくなる資料、権限を持つ人、紙原本の置き場所を確認し、既存資料を消さず新しい入口から段階的に整えます。
会社は正規の保存場所、保存期間、原本、承認、アクセス権、バックアップを決め、共有データを会社資産として管理します。
経理代行は命名・索引・状態・版の規則に従い、重複や不明資料を勝手に削除せず会社へ確認します。契約終了時はデータと権限を引き渡します。
READY-TO-USE TEMPLATE
「フォルダ/資料種別/命名例/正本/提出者/受付状態/質問/会社承認/会計反映/完了証拠/権限」を一行で定義します。
| 確認対象 | 決める内容 | 会社側の確認 | 完了証拠 |
|---|---|---|---|
| 正本・管理主体 | 契約主体、会社管理者、正本、作業版、バックアップ、障害、エクスポート、引継ぎ | 会社が管理者と復旧方法を承認します | 共有フォルダ・正本管理表/導入時と管理者変更時に確認します |
| 階層・年月・状態 | 00ルール、01受領、02処理中、03質問、04承認、05納品、90保管、年月、書類種別 | 会社と代行先が階層を共同承認します | 共有フォルダ・階層定義表/四半期と変更時に見直します |
| ファイル名・検索 | 取引日、取引先、金額、書類種別、部門、状態、版、取引ID、重複、例外 | 会社と税理士等が保存要件を確認します | 共有フォルダ・命名例一覧/新しい書類種別追加時に更新します |
| 受付・重複・差替え | 正本入口、受付日、提出者、重複、差替え、旧版、取消、受付番号、通知 | 会社が差替え・取消を承認します | 共有フォルダ・受付台帳/提出時と差替え時に更新します |
| 質問・差戻し・期限 | 質問番号、対象ファイル、論点、回答者、期限、回答、根拠、再質問、影響月 | 会社が取引事実・承認事項を回答します | 共有フォルダ・質問差戻し表/日次と締日前に確認します |
| 承認・会計反映・完了 | 承認者、承認日、対象、金額、仕訳番号、会計反映日、照合、完了証拠、再開条件 | 会社が支払・給与・返金等を承認します | 共有フォルダ・承認完了表/承認時と月次納品時に更新します |
| 権限・ログ・外部共有 | 個別ID、MFA、閲覧、編集、削除、共有、出力、管理者、ログ、期限、退職 | 会社管理者が付与・停止を承認します | 共有フォルダ・権限点検表/月次と担当変更時に確認します |
| 保管・終了・改善 | 保存期間、年度保管、バックアップ、返却形式、エクスポート、ID停止、削除、証明、改善履歴 | 会社が返却・停止・削除完了を承認します | 共有フォルダ・終了確認表/年度末と解約前に確認します |
記入例を自社条件へ置き換えて使用してください。コピーすると表計算ソフトへ貼り付けられるタブ区切り形式になります。
運用表には「階層」「用途」「対象資料」「正本・作業版」「ファイル名例」「提出者」「提出期限」「受付番号」「状態」「質問番号」「承認者」「仕訳番号」「完了証拠」「閲覧・編集・削除権限」「保管・返却」を置きます。
重複・差替え件数
検索不能件数
未回答件数・日数
承認待ち件数
期限内完了率
不要ID・外部共有件数
SERVICE
現在の保存場所を棚卸しし、入口、年月、業務、確定、原本、権限を整理します。過去データを一括で動かさず、検索索引を残し、新しい月から統一規則へ移行します。
正本と管理者、取引事実、支払等の承認、アクセス権、保管・終了を管理
受付、命名補助、資料整理、質問、会計反映、月次納品、未処理・権限点検を支援
税務・労務・法務・システム上の専門判断と、会社が承認するための回答を担当
対応範囲は資料量、件数、利用システム、締め、例外処理を確認して事前にご案内します。専門資格が必要な判断・書類作成・代理手続きは当社サービスの範囲外です。
PRICE
記帳・給与計算・請求書発行をセットにした、規模に合わせて選べる月額プランです。業務量や資料の状態を確認したうえで、必要な範囲をご案内します。
横にスワイプしてプランを確認できます
〜5名・小規模事業者向け
記帳・給与計算・請求書発行をセットで
〜10名・中小規模向け
記帳・給与計算・請求書発行をセットで
〜15名・成長企業向け
記帳・給与計算・請求書発行をセットで
仕訳数・人数・請求書の件数を超える場合は追加費用が発生します。詳しくはお問い合わせください。
料金ページを見る →FAQ
A. 記事の階層は一例です。資料量、承認工程、システム連携、権限分離に合わせ、正本と状態が一意になる形へ調整します。
A. ファイル名は検索性を確保する一例です。システム検索や索引簿を含む実際の保存方法が最新要件を満たすか確認してください。
A. 運用上必要な権限は付与できますが、契約終了や担当変更後も会社がアクセス・停止・エクスポートできる管理主体を残すことを勧めます。
A. 一般経費と分け、業務上必要な人だけが閲覧できる最小権限にします。個人データの種類と取扱範囲を確認してください。
本文の判断軸と、確認に使った一次情報の対応を示します。
電子帳簿保存法上の要件、原本・正本の扱い、保存期間、個人データの安全管理措置は取引方法、システム、法人、データ種類で異なります。国税庁等の最新情報と税理士・法務担当へ確認してください。 記事中の確認表、会議時間、頻度、順番、判定基準は法令や引用先が一律に定めた様式ではなく、各社の委託範囲、件数、締切、契約、利用サービス、社内規程に合わせて調整する実務提案です。
経理代行・共有フォルダ設計ガイドでは、参照先の最新版と自社規程・実態を確認し、税務代理・税務書類の作成・税務相談は税理士、社会保険・労働保険の申請書等の作成や提出代行等は社会保険労務士、契約その他の法的判断は弁護士へご相談ください。記事の役割分担例は、資格者の独占業務を経理代行が行う趣旨ではありません。
現在の資料量、利用システム、困っている工程を伺い、外注できる範囲と料金の目安を整理します。資料が完全にそろっていなくても、分かる範囲からご相談いただけます。
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